浦戸アイランド倶楽部 

●事業概要

 日本三景松島の湾内に点在する浦戸諸島(塩竃市)のひとつ寒風沢島で、手間をかけ原始的な農法で作られる「浦戸米」を使用し、「浦霞」ブランドのオリジナル純米吟醸酒をつくります。
 冬に雪を集め、雨水を溜めた水だけを農業用水として使い、すべて天日干しで仕上げられる、島の特性上、自動車の排気ガス等、汚染された大気や生活排水による水質汚染から完全に隔離された環境でつくられるのが「浦戸米」です。その「浦戸米」を使用し、あの「浦霞」で知られる酒蔵「轄イ浦」で精米から仕込み、そして瓶詰まで一貫して行ないます。また、現地と会員の間をインターネットで結び、田植えから出荷までの過程はもとより、風光明媚な浦戸諸島の季節の移り変わりなども逐次配信し、自分の口に入るまでのストーリーを楽しんでもらえます。

【はじめに】
このプロジェクトの主体事業主はLLC(合同会社) 顔張れ塩釜です。
「LLC(合同会社) 顔晴れ塩釜」は塩竃市の「まちづくり」を応援する企業体です。
顔張れ塩釜は「塩竃の市民が顔を晴れ晴れしてPRできる塩釜のブランド作り」を目的に、2007年LLP(有限責任事業組合)として発足しました。2008年は「KHB・浦戸アイランド倶楽部」としてスタートし、「酒づくり」のみで実績を作りました。契約が満了し、2009年「浦戸アイランド倶楽部」もやっと独り立ちすることになりました。そして本年、顔張れ塩釜もLLC(合同会社)として改組、ステップアップして再スタートを切りました。塩釜の藻塩作りと浦戸諸島をターゲットに次世代の塩釜ブランドづくりと塩竃市の持つポテンシャルを引き出し、魅力を全国に発信していきたいと考えています。

【背景】
日本三景の松島湾内で4つの島からなる浦戸諸島は、国立公園内で唯一、生活圏があるところです。美しい景観と手付かずの自然環境に恵まれ、牡蠣や海苔などの海産物はもとより、塩竃市唯一の米どころと言えます。浦戸の「米づくり」は、原始的農法で、天水のみ、つまり雨水だけで作られます。乾燥ももちろん天日乾しです。手間がかかり、また離島ということで、大気や農業用水による汚染とは無縁な環境で作られる米はほとんど流通しておらず、味はもとよりその希少性に人気をはくしています。この浦戸のお米を使って全国に発信できることが出来ないか?と思い、すべて「メイドイン塩竃」でおりなす、「浦戸アイランド倶楽部」の企画につながっていきました。

【コンセプト】
昨今の食品の安全性への関心の高さや、貪欲な「おいしさ」の追求、希少性への関心度など、国内外問わず、いつでも、どこからでも手に入れることが出来る飽食の時代にあって、食品に向けられる価値観は多様化を極めています。一方で、「グリーンツーリズム」に見る農業体験や農山漁村でのスローな「自然と共生した暮らし」への関心の高さは中高年層を中心に広がりを見せています。この「浦戸アイランド倶楽部」は浦戸の生産者と会員の間をインターネットで結び、生育状況はもとより、浦戸の四季の移り変わりや、すばらしい自然を逐次配信し、グリーンツーリズムの疑似体験をしていただきながら、自分の口に入るまでのストーリーを商品にしています。
浦戸での農業体験や酒づくり体験をしてもらい、自然を愛することの大切さ、そこから生まれる恵みのありがたさ、そして自分たちの手で作り出すことの「楽しさ」を知っていただけることと考えます。

【概要】
浦戸の寒風沢島の契約水田にて作られた米(ひとめぼれ)を食米とその米を酒米として作る吟醸純米酒。塩竃の伝統的な手作りの塩。また、農業体験と酒づくり体験。

【主催企画運営】  LLC(合同会社) 顔晴れ塩竃

【企画協力】   (株)佐浦、 浦戸生産者 ほか

【後   援】    塩 竃 市 

Urato Island Club/ Urato Project /LLC Ganbare Shiogama